ツクシンボウが顔を見せました

2006.02.15

立春後10日も過ぎて、寒さも和らいできました。今年は寒さが厳しく散歩を控える日があったりしましたので、少しほっとしています。

 

写真はツクシです。「ツクシ誰の子、スギナの子」で、とくさ類の多年草しだ(羊歯)、スギナの胞子茎です。陽だまりに見かけると春が来たと嬉しくなりますね。

 

春の七草には入っていませんが、食用に供して春を楽しみます。


 


次はイヌシデです。果実と冬芽のついた枝先と、幹模様です。冬芽は赤い色で、樹皮は白っぽい縦じま模様が特徴です。

 

シデは四手または幣と書き、神前に捧げる玉串やしめ縄などにつける白い紙で作る飾りのことで、春の花穂の様子を見立てた名前です。

 

この仲間(かばのき科、クマシデ属)には、イヌシデのほかクマシデ、アカシデ、サワシバなどがあり、どれもよく似ています。これらにはソロノキという総称があり、特に盆栽などではこの名を用いることが多いようです。

 


 


 


ようやくウメの花が咲き始めました。去年より約1カ月遅いようです。

若本孝雄