2004年10月15日
フジバカマが咲きました

 10月前半に花の見られた草は、ノゲシ、ムラサキツユクサ、ヒメジョオン、ハキダメギク、イヌタデ、ツユクサ、アレチウリ、ママコノシリヌグイ、トキワハゼ、ミズヒキ、オシロイバナ、ミチヤナギ、オヒシバ、イヌビエ、エノコログサ、オオイヌタデ、コニシキソウ、ノコンギク、メヒシバ、オオニシキソウ、オオアレチノギク、キクイモ、シラヤマギク、ホソアオゲイトウ、キツネノマゴ、タカサブロウ、キンエノコロ、ゲンノショウコ、カタバミ、イノコズチ、カナムグラ、タマスダレ、クワクサ、シナガワハギ、クマツヅラ、アキノノゲシ、オオブタクサ、セイヨウタンポポ、ノハラアザミ、オオクサキビ、ウド、ヒメムカシヨモギ、ホウキギク、イシミカワ、エノキグサ、オオバコ、チカラシバ、ウシハコベ、ヨモギ、カゼクサ、ヤブタバコ、チヂミザサ、マメアサガオ、ヤブラン、イモカタバミ、アシ、アメリカセンダングサ、センダングサ、シロザ、ミゾソバ、イヌコウジュ、ヤクシソウ、カントウヨメナ、ハナイバナ、ヤブマメ、アキノウナギツカミ、ススキ、コブナグサ、ケアリタソウ、ヌカキビ、コシロノセンダングサ、コアゼガヤツリ、アオガヤツリ、セイタカアワダチソウ、ホトトギス、フジバカマです。

 秋の七草は日本古来の草木ですが、1つだけ例外として中国産の帰化植物があってそれがフジバカマです。万葉の歌人、山上憶良が詠んだ秋の七草の歌に登場するほど、ずいぶん古くに「香りの草」として持ち込まれたといわれています。柳 宗民さんの「雑草ノオトA」によると、葉を生干しにすると快い香りを漂わせるそうです。

 樹木ではチャ、キンモクセイの花が咲き始めました。去年はクヌギ、コナラなどのドングリがほとんど実りませんでしたが、今年はたくさんあるようです。こどもたちにドングリのコマ遊びもしてもらえそうです。

 5月に、「今年はほとんどの草木で開花がずいぶん早くなっている」と書きました。ところが秋に咲く草木の開花は、去年より遅くなっているものが多いと思います。これも今年の高温のためでしょうか。

若本孝雄