2004年8月31日
この夏の異常な高温はいろいろ影響しているようです

 8月後半に花の見られた草は、ノゲシ、シロツメクサ、ムラサキツユクサ、イ、アカツメクサ、ヒメジョオン、ハキダメギク、イヌタデ、ツユクサ、アレチウリ、ママコノシリヌグイ、トキワハゼ、ヤブガラシ、ヨウシュヤマゴボウ、コセンダングサ、ヘクソカズラ、カラスビシャク、ミズヒキ、オシロイバナ、ハエドクソウ、ミチヤナギ、オヒシバ、イヌビエ、ヌマトラノオ、エノコログサ、オオイヌタデ、コニシキソウ、カラスウリ、ノコンギク、トキンソウ、アレチマツヨイグサ、セリ、チドメグサ、メヒシバ、オオニシキソウ、オオアレチノギク、ベニバナボロギク、ガガイモ、キクイモ、タコノアシ、ハッカ、ミョウガ、メドハギ、ジュズダマ、スベリヒユ、キンミズヒキ、ブタクサ、シラヤマギク、ホソアオゲイトウ、スズメウリ、キツネノマゴ、クズ、ヒメヤブラン、タカサブロウ、キンエノコロ、ゲンノショウコ、カタバミ、ワルナスビ、イノコズチ、フィゾステギア、ヤブマオ、カナムグラ、アマチャヅル、タマスダレ、ヒガンバナ、ヤハズソウ、クワクサ、シナガワハギ、クマツヅラ、マルバヤハギソウ、アキノノゲシ、ツルマメ、オオブタクサ、シマスズメノヒエ、セイヨウタンポポです。

 三貫清水緑地の鴨川の土手に、ワルナスビがずいぶんたくさんあることを初めて知りました。雑草の刈り払いがされる前は、ほかの高い草で見えなかったのでしょうか。つる性の、嫌われものの代表であるヤブガラシ、クズ、カナムグラの花が、三役そろい踏みです。

 ヒガンバナは昨年8月6日に咲きましたが今年は21日でした。今年は気温が高くて開花が早まった草木が多いのですが、ヒガンバナは気温が高いと咲けないのです。

 木ではムクゲが咲き始めました。

 ほたるは下旬から急激に少なくなりました。4日間1匹も見られない日が続きましたが、31日には2匹見られました。ほぼ終わりに近づいたようです。でも今年の延べ観察数はこれまでに1974匹、去年の895匹の2倍以上です。絶対数はあまり意味がありませんが比較には大いに役立ちます。この実績を来年以降にどうつなげるか、今後の課題です。

若本孝雄