2004年2月1日
フキのトウが頭をのぞかせ始めました

  フキのトウが頭をのぞかせています。近い内に春の香りを存分に楽しませてくれるでしょう。フキには雄株と雌株とがあって、雌株の花は白く、雄株の花はやや黄色っぽいのだそうです。花が咲いたらよく観察してみます。

 タンポポが一輪咲いていました。総包の外片は反り返っていませんからカントウタンポポだと思います。オオイヌノフグリがたくさん咲き出しました。虫媒花ですから、ミツバチなどの動きはまだ活発でないのにずいぶん花が早いのではないかなと思いますがどうなのでしょうか。

 樹木ではハンノキの花が咲き始めました。なにもこの一番寒い時期にすき好んでという気もしますが。ネコヤナギの花芽の芽鱗が脱げ落ちて、銀色の絹毛に覆われた花序がかなりたくさん見られるようになりました。

 このところ北池でカルガモはあまり見かけませんが、代わりにコサギがよく来ています。それにしても北池の水位がすっかり下がってしまっています。原因がよく分かりません。

若本孝雄