2003年10月1日
収穫の秋です

 9月の終わりにキンモクセイの花が咲き始めました。この時期だけの、自然のすばらしい香りに幸せいっぱいになります。また白花のハギも咲いています。ヤマハギだと思いますがとてもきれいです。コ

 ムラサキ、ガマズミの実がずいぶんきれいに色づきました。ゴンズイの赤と黒の実もきれいです。

 秋の七草は、萩の花、尾花、葛花、ナデシコの花、女郎花、またフジバカマ、アサガオの花と万葉集で、歌人山上憶良が詠っています。尾花はススキのことですし、アサガオの花は今のキキョウのことです。そのうち、三貫清水で見られるのはヤマハギ、ススキ、クズ、フジバカマです。カワラナデシコ、オミナエシ、キキョウは見られないと思うのですが、見た方がいらっしゃいましたら教えてください。

 近くの田んぼで稲刈りが始まりました。今はほとんどがコンバインでの収穫作業ですが、ここでは鎌を使って刈り取り、ハサに掛けて乾燥させるなど、懐かしい風景が見られます。

 ほたるの観察は終了しました。今年の観察結果は「ホタルの観察日記」をご覧ください。

若本孝雄