マメグンバイナズナが咲きました

2006.06.15

写真は北アメリカ原産のあぶらな科の2年草、マメグンバイナズナです。春の七草のナズナは俗名ペンペングサというように、果実が三味線のバチに似た3角形です。マメグンバイナズナは、果実が相撲の行司の持つ軍配に似ていて小形なのでこの名がつきました。ナズナの花が終った今、鴨川の土手にたくさん咲いています。


 

 


次はムラサキツユクサですつゆくさ科で園芸品種とされていて野草図鑑には載っていませんが、完全に野生化していて毎年たくさん咲きます。


 

 


次はヨーロッパ原産のあやめ科の多年草、キショウブです。三貫清水の緑地はもちろん、鴨川の河原にもたくさんあります。


 

 


6月前半に花の咲き始めた草は、ヒメジョオン、イ、クサイ、シラン、ホオズキ、ノハナショウブ、コウゾリナ、フトイ、ミツバ、ツルマンネングサ、コモチマンネングサ、ツユクサ、ノボロギク、オオヤマカタバミ、クサヨシ、タケニグサ、アレチギシギシ、ワルナスビです。コウゾリナというのは「剃刀の菜」という意味で鋭い棘を剃刀にたとえたものです。

 

樹ではイイギリ、イボタノキ、ネズミモチ、イヌツゲ、ウメモドキ、クスノキ、ハクチョウゲ、アジサイ、ガクアジサイ、ヤマアジサイ、ムラサキシキブ、エビヅル、クリ、ナワシロイチゴの花が咲き始めました。

若本孝雄