春も本番 今年はコブシがいっぱい咲きました

2013.03.31

写真はサンシュユの花です。1月に赤く熟した果実を紹介しましたが、小鳥に食べられて果実が終わると、早くも早春には黄金色の花をたくさんつけます。右は一つの花の塊を拡大した写真です。1か所に40個ほどの花が径2センチほどのひと塊に集まっていて、基部にこれも黄金色をした4枚の総苞片がつきます。個々の花は長さ数ミリの花柄の先に、反り返った4枚の花弁と4つの雄蕊、1つの雌蕊から構成されます。

サンシュユ合成 - コピー縮小.JPG

 

次はコブシです。昨年はなぜか全く花が咲かなかったので、今年はいっぱい咲いてくれて大変うれしいのです。今年の冬がうんと寒かったので、ひとしおです。

コブシ100縮小.JPG

 

次はレンギョウです。一部には日本に自生する野生種があるそうですが、これは中国原産のシナレンギョウだと思います。

レンギョウ - コピー縮小.JPG

 

アセビがたくさん花をつけています。今年は3月に急に暖かくなったせいか、サクラをはじめとして早く咲き花数も多いような気がします。

アセビ2 - コピー縮小.JPG

 

シュンランは埼玉県では絶滅危惧U類に指定されていて、近くでは野生するものを全く見られなくなりました。次の写真は我が家の鉢植えの1鉢で、30年以上も前長野にいた時夜店で買ったものです。最近全く手入れをしていないのですっかり衰えていますが、ようやく1輪だけ咲きました。今年はすこし株分けなど手入れをして、一部は庭に下ろそうかと思っています。

シュンラン縮小.JPG

 

若本はこのところ外出に酸素ボンベが必要となり妻に付き添ってもらうことを要するので、外出の機会がうんと減ってしまいました。今日のコブシとレンギョウの写真は妻美代子の撮影です。全自動の安物カメラで撮ったものですが、今までよりよほど良く撮れていると言われないかと、いささか心配しています。

 

若本孝雄