今年の冬は格別寒かったようです 2012.02.29 私が歳取ったせいもあるのでしょうが、この冬は寒かったように感じます。次のグラフは気象庁が観測したさいたま市(旧浦和観測点)の気温データですが、これも平均気温がここ数年で一番低かったことを示しています。
ウメは開花がかなり遅れていると報じられていますし、事実花はまだチラホラとしか見られません。樹木では大宮北高の西の植え込みにあるロウバイだけが写真のように今たくさん咲いています。
鴨川土手では緑があまり見られない中で、まだ花の時期ではありませんがセイヨウカラシナだけが、青々と元気に葉を茂らせています。
例年だとホトケノザやオオイヌノフグリなどの花がもういっぱい咲いていると思うのですが、今年はまだほとんど見られません。次の写真は今のホトケノザの様子です。まだ花がぜんぜん見られません。
わが家の庭のフクジュソウも、去年は2月20日過ぎには花が咲いたのですが、今年はまだ小さい固いつぼみのままです。代わりにはなりませんが、毎年この時期花を見せてくれる鉢植えのシンビジュームをご紹介します。
この冬は寒さがこたえて今月、8日に園芸関係の会合で渋谷へ出かけた他は、外出もほとんど敬遠している私です。まるで童謡のみいちゃんです。
ここまでは、2月下旬の初めごろ想定していた草稿です。あえてそのまま残しました。ままならぬ世の中です。24日ごろからあれよあれよと思う間に気温が急上昇、27日ごろには急降下して29日にはかなりの雪が降るなど、変動の大きい気候になってしまいました。今年も「洪水と干ばつ、地球温暖化の現われか」などということになるのでしょうか。人間の業でしょう。
若本孝雄 |