シュウメイギクです

2011.10.31

写真はシュウメイギクです。一見キクのように見えますがきんぽうげ科アネモネの仲間の多年草で、誰かが植えたものでしょうが半ば野生化したように思われます。京都の貴船に多く、キブネギクの別名がありますが、中国原産で古い時代に入ってきたようです。花ビラのように見えるのは、実は萼片なのだそうです。

シュウメイギク-4.JPG

 

 

次はしょうが科の多年草で、園芸ではジンジャーと呼ばれているハナシュクシャ(花縮砂)です。インド、マレーシア原産の外来種で、これも誰かが植えたもので半ば野生化しているように見えます。

ハナシュクシャ-縮小.jpg

 

次はタマスダレです。ゆり科だと思っていましたがひがんばな科の球根植物です。ペルー原産です。

タマスダレ-縮小.jpg

 

次は北アメリカ原産のきく科の多年草セイタカアワダチソウです。第2次大戦後急速に大繁殖し、一時花粉症の元凶だと言われたことがありました。それは間違いだと分かったのですが、繁殖力がとても強くやはり嫌われているようです。ただし養蜂業者は、花の少ない秋の貴重な蜜源として全国に広めたこともあるといいます。

セイタ.JPG

若本孝雄