クロッカスは春を忘れていませんでした

2011.03.31

3月11日の大地震、皆様には大きな被害はなかったでしょうか。御見舞申し上げます。この重大な事態から少しでも早く回復されることを祈りたいと思います。春はやってきています。

1月に紹介したわが庭のアセビが咲きました。三貫清水緑地にも何本かありますが、他の木が茂って日当たりが悪くなり、すっかり花が少なくなっています。常緑樹で雑木林にふさわしい木ではありませんが。

アセビ無題-縮小.jpg

 

次はばら科の落葉低木ユキヤナギです。花は去年より1週間近く遅く咲き始めたと思いますが、4日ほど見ない間にすっかり満開になっていました。

ユキヤナギ無題-縮小.jpg

 

これは2009年3月に紹介した紫色系統のクロッカスで、去年は気がつきませんでしたが同じ場所で今年も忘れず咲いてくれました。去年は別のところで黄色の花が咲いていました。

クロッカス-縮小.jpg

 

次はひがんばな科の球根植物で地中海沿岸原産の園芸種スノーフレイクです。今では完全に野生化していると思うのですが、野草図鑑には載っていません。スズランスイセンとかオオマツユキソウ(大待雪草)とかの別名があります。似た花にスノードロップというのがありますが、こちらは野生化したものはないようです。

スノーフレイク-縮小.jpg

 

次はハナニラです。別名イフェイオンといいますが、南アメリカ原産の球根性多年草でもともとは園芸種ですが、完全に野生化しています。葉をもむと強烈なニラのにおいがします。

ハナニラ10-縮小.jpg

 

次はおなじみジンチョウゲです。花のにおいは毎年必ず「ああ、ジンチョウゲが咲いたな」と気付かせてくれます。

ジンチョウゲ10 - コピー-縮小.jpg

若本 孝雄