ショウジョウソウです

2010.07.15

写真はショウジョウソウです。北アメリカ原産のとうだいぐさ科の1年草で、花は目立ちませんが苞葉が赤く色づき、同じ仲間の木本でショウジョウボクとも呼ぶポインセチア同様にきれいなので、栽培されます。紹介しているのは野生化しているようです。ショウジョウ(猩々)とは顔の赤いオランウータンのことです。

ショウジョウソウ-縮小.jpg

 

次はゆきのした科の落葉低木フサスグリです。左は4月に撮った開花時のもの、右は6月の果実をつけたものです。果実は甘酸っぱく食べられますがこれは野生のものかどうか分かりません。

ふさすぐり-縮小.jpg

 

次はひゆ科1年草のイヌビユです。最近は同じような草、南アメリカ原産のホソアオゲイトウが多く、イヌビユは少なくなってしまいました。

イヌビユ-縮小.jpg

 

次はハンゲショウです。どくだみ科の多年草です。花の下の葉の下半部が白色に変わる性質があり、そのために半化粧というのだそうです。夏至から11日目を半夏と呼びそのころ葉が白くなるので「半夏生」と呼ぶという説があります。

ハンゲショウ-縮小.jpg

 

若本 孝雄