オオキバナカタバミです

2010.02.15

写真は暮からお正月にかけての寒い中でも健気に咲いていたオオキバナカタバミです。かたばみ科多年草で、南アフリカ原産ですがもともとは園芸種として入ったものだそうで、園芸界ではオキザリス・セルヌアと呼ばれているようです。西日本で野生化しているといわれていましたが、最近は東日本でも見られるようです。先にご紹介したオキザリス・レグネリーもそうですが、カタバミの仲間でも外来種ないしは園芸種の野生化したものが増えているようです。


 

次はメタセコイアの今の様子です。別名アケボノスギと呼ばれるすぎ科の落葉高木です。200万年も前に絶滅したと考えられ化石としてメタセコイア属とされていたのが、1945年に中国で自生しているのが確認され、「生きている化石」として一躍有名になりました。三貫清水緑地にはありませんが、北高のグラウンドに1本、大宮花の丘公苑にはたくさん植えられています。丸く見えるのは種子を放出したあとの球果、細長く垂れ下がっているのは雄花の穂です。2〜3月の開花だそうですが、なにしろ20m近くの高い梢の上なので、私の視力では花が開いているかどうか確認できません。


 

例年だともうツクシンボやフキノトウが見られると思うのですが14日でも見られません。今年は寒いのでしょうか。代わりに……はなりませんが、我が家の庭のフクジュソウが咲き始めたのに気がつきました。


若本 孝雄