マンサクの花が満開です

2008.02.28

今日はまず、あまり珍しいというわけでもありませんが2月初めには咲く花木2種を紹介します。いずれも近くの大宮花の丘農林公苑で咲いています。

まずマンサクです。まんさく科の落葉小高木で、春一番に「まず咲く」からマンサクだとする説がありますが、異論もあるようです。写真ではよく分かりませんが黄色の細長い花弁は4枚、赤紫色楕円形の萼片も4枚あります。


 

次はサンシュユです。中国名「山茱萸」を音読みした名前です。中国原産のみずき科落葉小高木で、秋赤く熟した果実を果実酒にしたり乾燥して薬用にしたりします。この時期ごく小さな4弁の花がたくさん集まってつきます。


 

前2者よりもっと早く北高の植え込みに咲き始めたのが次のユキヤナギ(別名コゴメバナ)です。ばら科の落葉低木で、2年前に紹介しましたが前よりは少しはましな写真が撮れましたので再び登場させました。


 

木ではハンノキが咲いています。

草ではショカッサイ、スノーフレイクが咲き始めました。ノボロギク、コハコベ、ヒメオドリコソウ、スズメノカタビラも咲いていますし、ツクシが頭を出してきました。

若本 孝雄