ハルシャギク

2008.07.31

写真はきく科の1年草ハルシャギクです。ハルシャというのはペルシャのことですが、この花の原産は北アメリカだそうで、なぜそんな離れたところの名前がついたか分からないといいます。別名はジャノメソウです。きれいですが、性質は強くて野生化しており、群生することも多いそうです。


 

次はオシロイバナです。おしろいばな科で、メキシコ原産の多年草です。花は赤、ピンク、黄、白などのほか、これらの色の咲き分けや絞りもあり変化に富みます。花弁はなく、花弁に見えるのはがく(萼)だそうです。種子に粉状の胚乳があることからオシロイバナの名がつきました。


 

次は鴨川を渡った上尾の原っぱの中の水路で見かけたカルガモの親子の今の様子です。この春生まれた子どももずいぶん大きくんなりました。でもまだ左の母親(だと思います)に引率されて、子どもたちが水路の散策を楽しんでいるようです。


 

7月前半に花の咲き始めた草はシマスズメノヒエ、セリ、カヤツリグサ、フウセンカズラ、オニドコロ、ニラ、コニシキソウ、カラスウリ、スベリヒユ、ザクロソウ、ミョウガ、ヌマトラノオ、ヒメガマ、ヒヨドリバナ、タマガヤツリ、チクマハッカ、ダンドボロギクです。

 

樹ではハリギリ、ヤノネボンテンカが咲き始めました。

 

若本 孝雄