ナンテンの実がたわわ

2008.01.15

遅くなりましたが、新年おめでとうございます。今年もこのページをよろしくお願いいたします。

 

写真はナンテン(南天)です。中国原産の、めぎ科の常緑低木で、「難を転ずる」の語呂合わせから縁起ものとして庭に植え、また生花材料として使います。実を煎じて咳止めの薬とするほか、葉が食あたりに効くといわれて食べ物に添えたりします。


 

 


次はクマザサです。タケ、ササの仲間はいね科に属する木本ですが、雑木林をダメにするとして嫌われるものの代表です。でも池の縁にあるクマザサはなかなかきれいです。冬、葉の縁が白く隈(クマ)取られるから隈笹なので、熊笹ではありません。


 

 


次はトキワサンザシの赤い実です。オレンジ色の実をつけるタチバナモドキなどとともに、この仲間はピラカンサと総称され、ばら科の常緑低木です。色鮮やかな実がびっしりとつき見事ですが、かえって趣に欠けるとして嫌う人もいるほどです。


 

 


1月7日に、ようやくオオイヌノフグリの花を1輪ずつ2箇所で見つけ、以後だんだん増えてきました。

 

地球温暖化が心配されていますが、1月初めはかなり寒い日が続きました。集中豪雨が増えていること、ハリケーン、サイクロンや台風が大型になっていること、などを考え合わせると、世界の気象の変動幅が極端に大きくなりつつあると感じられてなりません。

これは神さまが人間の仕業に本気で怒り出したからだと、私は思っていますが、私にはせいぜい、自分の消費を減らす他には、何もできないのが、口惜しい思いです。

 

若本 孝雄