ニラの花です

2007.08.31

写真は野菜として栽培もされる、ゆり科の多年草のニラです。全体に特有の強い臭気があります。白い花は思いがけずきれいです。この仲間にはノビル、アサツキ、ラッキョウ、ニンニクなどがあり、いずれも強壮薬的効果が高いとされています。


 

 


次はひるがお科で1年生のつる草、マメアサガオの花です。花冠は径1.5センチ、上から見ると五角形で、ほとんど白色です。葉はサツマイモを小形にしたような形ですが、時に3裂することもあるそうです。


 

 


次はブタクサで、花が咲き始めました。北アメリカ原産のきく科1年草です。葉は柔らかく2回羽状に深裂します。同じ北アメリカ原産のきく科1年草にオオブタクサがあり、最近ずいぶん増えてきました。ブタクサに比べると草丈が高くて、葉は大きく、掌状に3〜5裂します。こちらももうじき咲くでしょう。ブタクサ、オオブタクサともに花粉病の元凶として有名です。


 

 


8月後半に花の咲き始めた草はセイバンモロコシ、ツルマメ、タコノアシ、キツネノマゴ、ハッカ、ゲンノショウコ、タカサブロウ、キクイモ、ニラ、クズ、ブタクサ、マメアサガオ、キンエノコロです。

 

樹ではハリギリが咲き始めました。

 

若本 孝雄