クサギの花です

2007.08.15

写真はクサギです。くまつづら科の落葉小高木で、芳香のある花をたくさんつけます。枝や葉をちぎると、ビタミン剤のような独特の強い臭気があってそれでクサギ(臭木)なのです。


 

 


次はオオイヌタデです。たで科タデ属の1年草です。子どもがままごとで赤飯に見立てるのでアカマンマと呼ばれるイヌタデに比べると、草丈がうんと高くて茎が多く分枝し、花穂の赤い色がほとんど目立たないか白いのが違います。


 

 


たで科のつる性1年草のイシミカワです。茎は下向きの鋭い刺がびっしりあってほかの草木にからみつくところは、同じたで科のママコノシリヌグイにそっくりです。葉もそっくりですが、葉柄が葉の基部近くに盾状につくところがちがいます。花は全く異なります。


 

 


8月前半に花の咲き始めた草はヒガンバナ、イヌタデ、オオイヌタデ、イシミカワ、ヤハズソウ、マルバヤハズソウ、オオアレチノギク、ガガイモです。

秋のお彼岸の頃に咲くからヒガンバナなのですが、三貫清水の碑のところのヒガンバナは全く気が早く今年は8月1日には咲き始めました。

 

樹ではクサギ、マンリョウが咲き始めました。

 

若本 孝雄