ムラサキシキブの花とつぼみです

2007.06.30

下の写真はくまつづら科の落葉低木で、花も実も紫を代表する、ムラサキシキブの花とつぼみです。2005年の11月には紫色に熟した果実を紹介しました。庭などに植えられているコムラサキが花つきも実つきもよいといわれますが、この緑地に植栽されて10年以上になるコムラサキは最近さっぱり精彩がありません。もともとあったムラサキシキブのほうが勢いがよいようです。でも月末にはほぼ花が終わりました。


 

 


次はつゆくさ科で南アメリカ原産の常緑多年草、ノハカタカラクサです。つゆくさ科の草では、ツユクサ、ムラサキツユクサの他に、園芸品種としてゼブリナやトラデスカンツィアなどあることは知っていましたが、ノハカタカラクサや他にもイボクサなど多くのツユクサの仲間があることは、最近まで知りませんでした。


 

 


次はおなじみのアジサイです。ユキノシタ科の落葉低木で梅雨どきを代表する花木です。三貫清水の緑地でアジサイ類をせっせと植えてくださる人がいて、種類も株数もずいぶん増えました。


 

 


6月後半に花の咲き始めた草はノシラン、ヨウシュヤマゴボウ、タケニグサ、ヒルガオ、イタドリ、ヒメヒオウギズイセン、アキノウナギツカミ、ヤブガラシです。

 

樹ではリョウブ、アカメガシワ、コムラサキ、ナンテン、ヤマハギ、ビョウヤナギ、ノウゼンカズラ、ネムノキです。

 

若本 孝雄