ニワゼキショウです

2007.05.15

写真はニワゼキショウです。アヤメ科の北アメリカ原産の多年草で、葉がセキショウに似ていることから名が付きました。花は1日でしぼみますが、次々に咲きます。アヤメ科としては、花が直径約1.5センチと小さく放射相称なので、特異な花なのかも知れません。


 

 


次はオヘビイチゴです。ばら科で、ヘビイチゴより草丈は大形なので雄(オ)がついていますが、花はヘビイチゴより小形です。ばら科の多年草ですが、ヘビイチゴの3小葉に対してこれは5小葉を主体とし、いちご形の実を作りません。


 

 


次はまめ科の多年草のアカツメクサとシロツメクサです。ツメクサ(詰草)の名は、江戸時代に、オランダからガラス器を送るとき壊れないよう、乾燥したシロツメクサを箱に詰めたことから来ています。シロツメクサは俗名クローバーと呼ばれ、「四葉のクローバー」を見つけると喜ぶというのはご存知でしょう。


 

 


5月前半に花の咲き始めた草は、スイバ、ハイアオイ、カズノコグサ、カキツバタ、ムラサキツユクサ、イヌガラシ、オオバコ、コナスビ、チチコグサモドキ、アカツメクサ、イヌナズナ、コヒルガオ、ホウチャクソウ、カモジグサ、カラスビシャク、ニワゼキショウ、スズメノヤリ、アカバナ、ユキノシタ、ヒルザキツキミソウ、ウラジロチチコグサ、ゴウソ、イ、ミコシガヤ、ネズミムギ、ムラサキカタバミ、ゼニアオイ、ウキヤガラ、カワラスゲ、コウゾリナです。

 

樹ではノイバラ、ニシキギ、ミズキ、サワフタギ、オニグルミ、タニウツギ、エノキ、フジ、タチヤナギ、ムクノキ、ヤマモモ、マユミ、ガマズミ、アオハダ、ツルウメモドキ、ハリエンジュ、モミジイチゴ、クスノキ、エゴノキです。

 

若本 孝雄