タネツケバナが咲いています

2007.03.15

写真はタネツケバナです。あぶらな科の2年生草本で、花は径6ミリほどでごく小さく、葉は羽状に裂けて多くの小葉に分かれます。日本名は種漬花で、この花が咲くころ田植えの準備に種もみを水に漬けることからついたといいます。


 

 


次は野生化したスイセンの花の仲間では割合派手な種類です。ひがんばな科の球根植物です。もともとは誰かが植えたものでしょう。後ろにやや青味がかった点がたくさん見えますが、オオイヌノフグリの花です。


 

 


次はスノーフレイクです。別名をスズランスイセンというように、スズランに似た花を咲かせ、花弁に緑の斑があるのが特徴です。スイセンと同じひがんばな科の球根植物です。ごく普通にあちこちで咲いています。


 

 


3月に入ると花もたくさん咲くようになりました。

 

草ではヒメカンスゲ、ショカッサイ、シバザクラ、ミミナグサ、ジシバリ、カラシナ、アミガサユリ、スノーフレイク、カントウタンポポです。

 

樹ではネコヤナギ、アセビ、ジンチョウゲ、アオキ、コブシ、ミツマタ、ヒサカキ、ボケです。

若本 孝雄