アキノウナギツカミが咲きました

2006.9.30

写真はアキノウナギツカミです。たで科の一年草で、ママコノシリヌグイと葉の形は全く違いますが、よく似た花が咲き、茎に下向きの刺があることなどそっくりです。この刺でぬるぬるのうなぎでもつかめるという名前です。


 

 


次はタマスダレです。図鑑によっては園芸品種とされて載っていませんが南アメリカ原産のひがんばな科の花です。


 

 


次はヤブランです。皆さんおなじみのゆり科の多年草です。この株は斑入りの葉をもっています。


 

 


9月後半に花の咲き始めた草はホソバヒメミソハギ、ヤハズソウ、マルバヤハズソウ、ウド、イボクサ、アメリカセンダングサ、チカラシバ、タマスダレ、キンミズヒキ、ハシカグサ、オオケタデ、シソ、イヌコウジュ、ダンドボロギク、アシ、ススキ、アキノウナギツカミ、チヂミザサ、ホトトギス、ミゾソバ、ヤブマメ、カゼクサです。

 

樹ではタラノキ、キンモクセイ、ギンモクセイが咲き始めました。

 

毎年この時期にはアオハダの真っ赤な実がびっしりついて本当に美しいはずですが、今年はさっぱりです。なにか気象に異常があるような気がします。

若本孝雄