キツネノマゴです

2006.09.15

写真はキツネノマゴで、この時期いちばん数多く咲いています。きつねのまご科の1年草です。名前は花穂が狐の尾に似ているからといいますが定説ではありません。小さい唇形の花で、花言葉は「女性の美しさの極致」だといいますが、本当かねと私は思います。


 

 


次はシラヤマギクです。きく科の多年草で、三貫清水の緑地にはそれほどたくさんはありません。若苗はヨメナに対してムコナと呼ばれ食用にすることがあるのだそうです。


 

 


次はアレチウリです。今年は特に繁茂がひどく、鴨川の土手を覆い尽くしています。うり科で北アメリカ原産のつる性1年草です。日本に入ってから60年も経っていませんが、これほど覆われると他の草が絶えるのではと心配になります。


 

 


9月前半に花の咲き始めた草は、アキノノゲシ、メドハギ、キンガヤツリ、イヌホオズキ、スズメウリ、アマチャヅル、ナガボノシロワレモコウ、オオブタクサ、クワクサ、ヨモギ、シロザ、アレチヌスビトハギ、チョウジタデ、クマツヅラ、ホウキギク、ヤブツルアズキ、オオオナモミです。

 

樹ではクサギが咲き始めました。

 

8月15日版で、8月前半に花の咲き始めた草として、メヒシバとコメヒシバを書き落としてしまいました。訂正します。

若本孝雄