フィゾステギアです

2006.08.31

写真はフィゾステギア(別名ハナトラノオ)です。しそ科の多年草で園芸品種とされていますが、野生化して毎年たくさん花をつけます。最近はたいへんポピュラーな草花となっています。


 

 


次はキクイモです。きく科の多年草で、花が菊に似ていて地中に大きな塊茎を作る北アメリカ原産の多年草です。帰化植物の典型的なもののひとつです。


 

 


次はツルマメです。まめ科のつる性1年草です。葉は3小葉からなり、少し後に花が咲くヤブマメとよく似ていますがヤブマメより小葉の幅が少し狭くなっています。ダイズ(大豆)の原種と考えられています。


 

 


8月後半に花の咲き始めた草はフィゾステギア、タコノアシ、ゲンノショウコ、オオアレチノギク、ホソアオゲイトウ、タカサブロウ、ニラ、ヒメムカシヨモギ、ツルマメ、アキノエノコログサ、ヤブラン、イノコヅチ、ヤブタバコ、カナムグラ、アレチウリ、ホテイアオイです。

 

樹ではクコ、ヌルデが咲き始めました。

 

スズムシが盛んに鳴き始めました。スズムシおじさんこと小越さんは、去年も今年も放虫はしていないそうで、ほたると同じように、スズムシも自然繁殖しているのです。すごいことだと思います。

若本孝雄