カラスウリの花です

2006.7.31

写真はうり科のつる性多年草、カラスウリの花です。日が暮れてから開き夜明け前にしぼむので、きれいな花ですが夜しか見られません。果実は晩秋に朱赤色に熟して目立ちます。


 

 


次はヒメヒオウギズイセンです。あやめ科の多年草です。ヨーロッパで交配によって作られた園芸植物とされますが、広く野生化しています。


 

 


次はオニユリです。ゆり科の多年草で、茎の上部にふつう数輪から20輪の花をつけますが、この株は1輪しか咲きませんでした。種子ができませんが、代わりに葉の基部に黒紫色の球芽(むかご)ができ、のちに落ちて発芽します。


 

 


7月後半に花の咲き始めた草は、オシロイバナ、オニユリ、シマスズメノヒエ、カラスウリ、サンカクイ、クズ、アレチマツヨイグサ、コニシキソウ、イヌビエ、ミョウガ、オオニシキソウ、ヌマトラノオ、シラヤマギク、キキョウ、オヒシバです。

キキョウは最近誰かが植えたものです。

 

樹ではムクゲが咲き始めました。

若本孝雄