ヤブカンゾウです

2006.07.15

写真は3月15日に芽生えを紹介したヤブカンゾウの花です。今たくさん咲いています。前回書き忘れましたが、ヤブカンゾウ、ノカンゾウ、ニッコウキスゲなど、ゆり科ワスレグサ属の草は、属の学名から一般にヘメロカリスと総称されることが多いのです。


 

 


次はハエドクソウで、はえどくそう科の多年草です。科として1属1種というめずらしい草です。根を煮詰めた汁でハエ取り紙を作ったそうで、名前の由来になっています。たくさん咲いています。


 

 


次はヤマハギです。ハギの花は秋の七草に挙げられ、和歌にもたくさん詠まれています。秋の七草でも、花の早い樹では6月には咲き始めます。まめ科の落葉低木です。


 

 


7月前半に花の咲き始めた草は、イシミカワ、ママコノシリヌグイ、イヌタデ、オオイヌタデ、ヤブガラシ、ヤブカンゾウ、ミズヒキ、ヒメガマ、ギボウシ、ハエドクソウ、ヘクソカズラです。

 

樹ではマンリョウ、リョウブ、ノウゼンカズラが咲き始めました。

若本孝雄