フタリシズカが咲きました

2006.5.31

写真はフタリシズカです。せんりょう科の多年草で対生の葉がふつう2対、やや離れて付きます。花は寿命が短く3日と持ちませんでした。三貫清水にはありませんが同じせんりょう科のヒトリシズカとともに、白く清楚な花を静御前にたとえた名前です。


 

 


次はキンランです。らん科の多年草で、レッドデータブックで、絶滅危惧U類に指定されています。


 

 


次はエゴノキです。えごのき科の落葉小高木です。昔、有毒のサポニンを含む若い果実をすりつぶして川に投げ込み、魚をとるのに使われましたが、今この漁は禁止されています。花は下向きにぶら下がってたくさん咲き、たいへんきれいです。


 

 


5月後半に花の咲き始めた草はミチヤナギ、ゴウソ、イチゴツナギ、ミコシガヤ、キショウブ、フタリシズカ、ノビル、トキワハゼ、ヒルザキツキミソウ、カワラスゲ、ウキヤガラ、アオカモジグサ、ネズミムギ、ムラサキカタバミ、ニワゼキショウ、キンラン、ヒルガオ、ミゾコウジュ、ドクダミ、ハキダメギク、マメグンバイナズナ、キバナコスモスです。

 

樹ではノイバラ、エゴノキ、イヌビワ、マユミ、ピラカンサ、スダジイ、アオハダ、スイカズラ、ガマズミ、シモツケ、ウツギ、ナツハゼ、タチヤナギ、アカメヤナギ、イタチハギが咲き始めました。

若本孝雄