ゴンズイの実がなかなかきれいです

2005.12.15

 

写真はゴンズイの実で、果皮の赤と種子の黒との対照がなかなかきれいです。みつばうつぎ科の落葉低木です。

 

材がもろくて役に立たないので、同じように役に立たない海水魚ゴンズイの名がつけられたという説があります。

 


 

 


いまイイギリ(いいぎり科落葉高木)の実も真っ赤でとてもきれいです

 

次の写真は季節外れに咲いているきく科の多年草ジシバリです。茎が細くて地面をはいまわり、あたかも地を縛るようだというので「地しばり」の名がつけられました。花期は4〜6月とされていますが、いま結構たくさん咲いています。

 

季節外れに花が咲くことは樹木や野草にもたくさんあって、ボケは毎年秋にも必ず咲きます。草ではジシバリの他、ホトケノザ、ナズナ、ヘビイチゴなど今頃見られる花も割合多いのです。

 


 

 


12月前半に花の見られた草は、セイヨウタンポポ、カタバミ、ハキダメギク、イヌタデ、コセンダングサ、オオバコ、セイタカアワダチソウ、ツワブキ、コシロノセンダングサ、オオイヌノフグリなどです。

 

樹木で花が咲き始めたものはありません。

若本孝雄