コウヤボウキが咲いています

2005.11.30

 

写真はコウヤボウキです。枝が細くて一見草のように見えますが、きく科の落葉小低木です。

 

和歌山県の高野山金剛峰寺のお坊さんがこの木の枝を集めて机上をはらうほうきを作ることによる名前だそうです。

 

写真の右下に見えるのはササの葉でコウヤボウキではありません。念のため。

 


 

 


次の写真はカンツバキです。カンツバキはサザンカの1品種というのが一般的ですが、昨年のNHKの「趣味の園芸」で柳宗民さんは、中国原産の本来のカンツバキと、カンツバキとサザンカの交雑種の2種があると解説されていました。つばき科の常緑低木で、サザンカよりうんと丈が低いのです。

 


 

 


11月後半に花の見られた草は、セイヨウタンポポ、カタバミ、ハキダメギク、イヌタデ、コセンダングサ、シナガワハギ、キツネノマゴ、カナムグラ、チヂミザサ、チカラシバ、タマスダレ、シロザ、ススキ、コブナグサ、ウリクサ、オオバコ、セイタカアワダチソウ、ヤクシソウ、フジバカマ、ナギナタコウジュ、ツワブキ、コシロノセンダングサ、ノコンギクです。

 

樹木で花が咲き始めたものはありません。

若本孝雄