ヤクシソウです

2005.10.15

写真はヤクシソウという、きく科の2年草です。これからたくさん見えるつぼみが咲いて当分楽しませてくれます。

 

名前が薬師如来から来ていることは確かだと思います。茎や花を抱くようにつく葉の形が薬師如来の光背(仏像の後ろにつけられる飾り)に似ることからついたのだという説がありますが、定かではありません。薬草としての効用はないようです。

 


 

 


次の写真はチャの花です。中国原産のつばき科の常緑低木です。花が開いてもすぐ汚れたり落ちたりするうえ、下向きに咲くので、きれいな写真がなかなか撮れません。

 

飲用にするお茶は、紅茶に代表される発酵茶、ウーロン茶に代表される半発酵茶、日本緑茶や中国緑茶に代表される不発酵茶の3種に大別されます。製法は違っても原料はみな同じこのチャの木の嫩葉(わかば)です。


 

 


10月前半に花の見られた草は、セイヨウタンポポ、カタバミ、トキワハゼ、ノゲシ、ハイアオイ、ムラサキツユクサ、アカツメクサ、ハキダメギク、ミチヤナギ、イヌタデ、ツユクサ、コニシキソウ、ママコノシリヌグイ、オオニシキソウ、エノコログサ、コセンダングサ、ミズヒキ、オシロイバナ、シナガワハギ、セイバンモロコシ、クマツヅラ、シラヤマギク、オヒシバ、キクイモ、イヌビエ、メヒシバ、コメヒシバ、キツネノマゴ、ゲンノショウコ、タコノアシ、タカサブロウ、ヒガンバナ、アマチャヅル、フィゾステギア、ウド、キンエノコロ、マメアサガオ、イノコヅチ、ホソアオゲイトウ、カナムグラ、チヂミザサ、シソ、コアゼガヤツリ、ヤブラン、ヤブツルアズキ、カゼクサ、チカラシバ、ホウキギク、オオオナモミ、ヌマガヤツリ、アレチウリ、ヨモギ、アシ、アメリカセンダングサ、アキノノゲシ、イシミカワ、ヤブタバコ、タマスダレ、イヌコウジュ、シロザ、クワクサ、オオケタデ、ノハラアザミ、ミゾソバ、タマガヤツリ、アキノウナギツカミ、エノキグサ、アシ、ススキ、オギ、ヤブマメ、コブナグサ、ホソバヒメミソハギ、ウリクサ、スベリヒユ、オオバコ、セイタカアワダチソウ、ヨメナ、ヤクシソウです。

 

樹木ではチャ、キンモクセイの花が咲き始めました。

若本孝雄