ヤブツルアズキとツルマメが咲いています

2005.09.15

下の黄色の花は、まめ科のつる草ヤブツルアズキです。花、葉だけでなく種子(豆)も農作物のアズキをすこし小さくしたそっくりさんです。

 

それでアズキの原種といわれたり、またアズキが野生化したといわれたりします。

 

小さい赤紫の花は、同じまめ科のつる草ツルマメです。こちらは農作物のダイズを小さくしたそっくりさんです。ダイズの原種だといわれます。

 

ツルマメによく似たものにヤブマメがあります。近々咲くでしょう。

 


 

 


次はアレチマツヨイグサです。あかばな科に属する北アメリカ原産の2年草で、オオマツヨイグサやメマツヨイグサなどとの雑種も増えているといわれます。

 

「宵待ち草」として歌になりましたが、マツヨイグサはあってもヨイマチグサという種類はありません。

 


 

 


9月前半に花の見られた草は、セイヨウタンポポ、カタバミ、トキワハゼ、ノゲシ、オニノゲシ、ハイアオイ、ムラサキツユクサ、アカツメクサ、ハキダメギク、ミチヤナギ、イヌタデ、ツユクサ、ヒメジョオン、ヨウシュヤマゴボウ、コニシキソウ、ママコノシリヌグイ、オオニシキソウ、エノコログサ、イタドリ、シマスズメノヒエ、ヤブガラシ、ハエドクソウ、ヘクソカズラ、コセンダングサ、ミズヒキ、オシロイバナ、オニドコロ、シナガワハギ、セイバンモロコシ、カラスウリ、クマツヅラ、アレチマツヨイグサ、チドメグサ、シラヤマギク、オヒシバ、キクイモ、コヤブラン、イヌビエ、メヒシバ、コメヒシバ、ガガイモ、クズ、キツネノマゴ、ハッカ、フトイ、マツカサススキ、ゲンノショウコ、イヌホオズキ、タコノアシ、キンミズヒキ、ヒメヤブラン、ジュズダマ、タカサブロウ、ヒガンバナ、アマチャヅル、フィゾステギア、ウド、キンエノコロ、マメアサガオ、イノコヅチ、ニラ、ヒヨドリジョウゴ、ホソアオゲイトウ、カナムグラ、チヂミザサ、シソ、コアゼガヤツリ、オオアレチノギク、ヤハズソウ、ヤブラン、ヤブツルアズキ、アレチヌスビトハギ、カゼクサ、チカラシバ、ブタクサ、オオブタクサ、ホシアサガオ、ホウキギク、オオオナモミ、メドハギ、ヌマガヤツリ、チョウジタデです。

 

樹木では9月に花が咲き始めたものはありません。ウメモドキ、アオハダ、コムラサキ、ゴンズイなどの実が色づき始めています。

若本孝雄