ネジバナが咲きました


これはネジバナです。20cmほどの花茎にピンクのごく小さい花を螺旋状にたくさんつけます。別名モジズリです。小さくてもれっきとした、らん科の花です。芝生では相性が良くてふつうたくさん見られます。

 

三貫清水の緑地でも数株見かけましたし、鴨川対岸の上尾の草原でも数十株は見られましたが、私の写真での見栄えが格段に劣るので、ここでは近くの「花の丘」で撮ったものを紹介します。


 


下はヘクソカズラです。茎葉をちぎると悪臭があるとはいえ、「へくそ」はひどすぎると思うのですが。あかね科の草でカナムグラ、ヤブガラシ、クズとともに始末の悪いつる草です。別名には、花の中心が赤いので灸をすえた痕というのでヤイトバナ、花が割合可憐なのでサオトメバナというのがあります。


 


7月前半に花の見られた草は、カントウタンポポ、セイヨウタンポポ、カタバミ、ツメクサ、トキワハゼ、ギシギシ、ノゲシ、オニタビラコ、イモカタバミ、ウシハコベ、ホオコグサ、ハナイバナ、オニノゲシ、ハイアオイ、カラスビシャク、ムラサキツユクサ、アカバナ、イ、ヒルザキツキミソウ、ゼニアオイ、アカツメクサ、シロツメクサ、オオバコ、ミコシガヤ、ホオズキ、ヘラオオバコ、クサイ、ウキヤガラ、コナスビ、ウラジロチチコグサ、チチコグサモドキ、ネズミムギ、ムラサキカタバミ、ドクダミ、マメグンバイナズナ、フタリシズカ、ハキダメギク、ミチヤナギ、アカンサス、イヌタデ、ツユクサ、ヒメジョオン、コウゾリナ、アレチギシギシ、ヨウシュヤマゴボウ、コニシキソウ、オオイヌタデ、ママコノシリヌグイ、オオニシキソウ、エノコログサ、コアカザ、ヒルガオ、イタドリ、ワルナスビ、シマスズメノヒエ、ノカンゾウ、ハマオモト、ヤブガラシ、ハエドクソウ、ネジバナ、ヤブジラミ、ヘクソカズラ、ガマ、コセンダングサ、タケニグサ、ジャノヒゲ、ヤブカンゾウ、ミズヒキ、オシロイバナ、ヒメガマ、ヒメヒオウギズイセン、オニドコロ、ヤブマオ、ヌマトラノオです。

 

樹木ではノブドウ、ヤマハギ、ノウゼンカズラ、クマヤナギが咲き始めました。

 

ほたるの続報です。出始めは早かったのですが、6月26日〜7月4日は0匹、5日と6日が各1匹、7日と8日が各2匹、9日は0匹、10日が2匹、11日が3匹、12日が2匹、13日は1匹ということでさっぱり増えてくれません。

若本孝雄