ほたるが出始めました

 

写真はヒメコウゾの実です。くわ科のこの木の実は、カジイチゴに似ていて、甘くて食べられます。クワの実は黒く熟しますが、ヒメコウゾはオレンジ色です。

 

ヒメコウゾはもともとコウゾと呼ばれていたようですが、いま「コウゾ」というときは、「@コウゾはヒメコウゾの別名である」、「Aコウゾはヒメコウゾとカジノキとの間の雑種である」という2説があります。

コウゾはミツマタとともに樹皮が和紙の原料にされました。


 


 


6月後半に花の見られた草は、オオイヌノフグリ、ハコベ、カントウタンポポ、セイヨウタンポポ、スズメノカタビラ、カタバミ、ツメクサ、トキワハゼ、キランソウ、ギシギシ、ノゲシ、イヌガラシ、オニタビラコ、イモカタバミ、ウシハコベ、ホオコグサ、ハナイバナ、カキネガラシ、カズノコグサ、オニノゲシ、ハイアオイ、カラスビシャク、ムラサキツユクサ、アカバナ、イ、ヒルザキツキミソウ、ゼニアオイ、アカツメクサ、シロツメクサ、オオバコ、オオヤマカタバミ、ミコシガヤ、ホオズキ、ヘラオオバコ、ユキノシタ、クサイ、ウキヤガラ、コナスビ、ウラジロチチコグサ、チチコグサモドキ、カモジグサ、ネズミムギ、ゴウソ、ノビル、ムラサキカタバミ、ドクダミ、マメグンバイナズナ、ノハナショウブ、フタリシズカ、ハキダメギク、ミチヤナギ、アカンサス、ミツバ、イヌタデ、クサヨシ、ツユクサ、ヒメジョオン、コウゾリナ、コモチマンネングサ、アレチギシギシ、スカシタゴボウ、ヨウシュヤマゴボウ、コニシキソウ、オオイヌタデ、ママコノシリヌグイ、ノシラン、オオニシキソウ、エノコログサ、コアカザ、ヒルガオ、イタドリ、ワルナスビ、シマスズメノヒエ、ノカンゾウ、ハマオモト、ヤブガラシです。

 

樹木ではナンテン、クマノミズキ、リョウブ、アカメガシワ、サカキ、コムラサキ、ネムノキ、ヤブコウジが咲き始めました。

 

 

6月25日にほたるが2匹観察されました。去年より7日早い発生です。花の開く時期が例年より遅いので、ほたるも遅いかと思っていましたが、このところの高温が効いたのでしょうか。26、27日と観察されず、28日も18時20分頃から30分のにわか雨の影響もあって1匹も見られませんでした。

 

でも今年もほたるが健在だと確認できて、安堵しています。

若本孝雄