ウノハナが咲きました

 

写真はウツギの花(卯の花)です。ゆきのした科のこの花は、旧暦の卯月(4月)ごろ咲くのでウノハナといいます。「夏は来ぬ」に歌われているとおり晩春から初夏にかけてさきます。この樹の枝は中空なのでウツギ(空木)なのです。ふつうは花弁が白なのですが、三貫清水の緑地にあるこの樹は、花弁が赤みがかっていてとてもきれいです。

  


  

月後半に花の見られた草は、オオイヌノフグリ、ハコベ、ノースポール、カントウタンポポ、セイヨウタンポポ、スズメノカタビラ、ミミナグサ、カタバミ、ナズナ、キウリグサ、カラスノエンドウ、タチイヌノフグリ、ツメクサ、ケキツネノボタン、トキワハゼ、ヘビイチゴ、ムラサキサギゴケ、キランソウ、ツルニチニチソウ、シャガ、カラシナ、スズメノエンドウ、ギシギシ、ノゲシ、ノミノフスマ、イヌガラシ、オニタビラコ、カラスノカタビラ、イモカタバミ、ウシハコベ、ホオコグサ、ハルジオン、カスマグサ、ハナイバナ、スズメノテッポウ、イヌカキネガラシ、カズノコグサ、スズラン、ジシバリ、アメリカフウロ、オニノゲシ、チガヤ、オヘビイチゴ、タガラシ、シラスゲ、スズメノチャヒキ、スイバ、ハイアオイ、オヤブジラミ、カラスビシャク、ムラサキツユクサ、アカバナ、ウマノアシガタ、イ、ヒルザキツキミソウ、コヒルガオ、シラン、ゼニアオイ、アカツメクサ、シロツメクサ、オオバコ、オオヤマカタバミ、ニワゼキショウ、ミツバツチグリ、ミコシガヤ、ホオズキ、ヘラオオバコ、ユキノシタ、イチゴツナギ、クサイ、ウキヤガラ、コナスビ、クリサンセマム、キショウブ、ウラジロチチコグサ、チチコグサモドキ、コメツブウマゴヤシ、カモジグサ、ネズミムギ、ゴウソ、ノビル、ムラサキカタバミ、ドクダミ、マメグンバイナズナ、ノハナショウブ、フタリシズカ、キバナコスモスです。

 

フタリシズカ(せんりょう科)が咲きました。同じせんりょう科のヒトリシズカは三貫清水の緑地にはないと思います。

 

花穂が1本ならヒトリシズカ、2本ならフタリシズカというのは間違いだそうです。ヒトリシズカは対生する2対の葉が上下接して4輪生のように見えますが、フタリシズカは2〜3対の葉が上下やや離れています。

 

樹木ではスイカズラ、イタチハギ、ザクロ、ウツギ、ハクチョウゲ、ナワシロイチゴ、アカメヤナギ、タチヤナギ、ガマズミ、イボタノキ、ゴンズイが咲き始めました。

 

南池は干上がっています。北池の水量も減っています。困ったものです。

若本孝雄