またまた久しぶりのホームページ更新になってしまいました。週一回の更新を目指してきたつもりですが、ままなりません。

 木々の黄色と赤色が日に日に濃くなり、秋の深まりを感じさせます。鴨川を歩いてみたら、コガモが結構たくさんいました。

コガモ
 コガモは、湖沼、川、湿地などに生息するカモの中で一番小さい種類です。10月ごろ、ロシア、中国方面から海を渡って飛来します。朝に、やや甲高い感じの声で「ピリッ」「ピリッ」と鳴きます。下の写真の左がメス、右がオスです。

コサギ
 コサギもいました。サギはどれも白いので、なかなか区別が付きませんが、コサギはクチバシと足が黒いのが特徴です。しばらくながめていたら、岸辺の水草などを足で上手にかきまわして魚を追い出し、クチバシでサッととらえて食べていました。
 サギが生息できるほどの小魚が鴨川にいるんだろうか?、と思い、川の流れをじっと見てみると、水の中で体長10センチほどの小魚が体をくねらせ、キラッ、キラッと銀色に光っています。鴨川にもたくさん小魚がいることを確認して、うれしくなりました。

ハクセキレイ
 ピンボケ写真ですが、ハクセキレイです。白と黒の長い尾をいつも上下に振りながら歩くので目立つのですが、じっとしていないのと、近づくとすぐ逃げるので、うまく写真に収まってくれません。

 三貫清水の木々は日に日に黄色と赤色が濃くなり、秋の深まりを感じさせます。アカメガシワの葉が黄色に染まっています。エゴノキも黄色が濃くなってきました。
アカメガシワ

エゴノキ

 紅葉するのは、木だけではありません。草にも紅葉するものがたくさんあります。
シロザ
 シロザは畑や荒れ地など至る所に生えている中国原産の帰化植物です。花は黄緑色ですが、これが秋になると紅色に染まります。葉も見事に紅葉します。

 落ち葉が目立つようになってきました。池の全面に落ち葉が浮き、風が吹くたびに水面を右に左に流れていく様はなかなか絵になります。
落ち葉


テントウムシ
 11月になったというのに、テントウムシが一匹、花に頭を突っ込んで何か食べていました。アリも集まっているので、多分、アブラムシがいるのでしょう。色彩がきれいだったので、思わずパチリ。


 花はめっきり少なくなりましたが、咲いている花はまだ結構あります。

ノコンギク

アワコガネギク
 ノコンギク、アワコガネギク(別名キクタニギク)はともに11月まで花の見られるキクです。

オオオナモミ
 これもキク科です。実はトゲの付いた果皮で包まれ、衣服にすぐくっつきます。子どものころ、この実をたくさん集め、友達と投げつけあって遊んだものです。

ヒサカキ
 ヒサカキに黒い実がいっぱい付いていました。