トノサマバッタのメスが産卵していました。トノサマバッタは普通、人の気配に敏感で、そばに近よるのはけっこうむずかしいのですが、たまたま撮影できました。
トノサマバッタは日本のバッタの中で体が一番大きく、ダイミョウバッタという別名もあります。飛行力も抜群です。体色は緑色型か褐色型。ススキなどイネ科の植物の葉を好んで食べます。
産卵するとき、メスの腹はふだんの2倍以上の長さに伸び、この腹を土の中に深く差し込んで、泡で包まれた卵を産みます。卵は泡に保護されて冬を越し、春に幼虫になります。
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アキアカネの姿が見られるようになりました。秋が深まるにつれて数が増えてくると思います。
平地から低山地の池沼や水田などの周辺に棲んでいます。代表的な赤トンボの一種です。暑さに弱いので、夏の盛りの暑い間は涼しい高原や山の上で過ごし、秋が来て涼しくなると、平地に下りてきます。
頭や体はノシメトンボと似ていますが、羽の黒い部分が違います。
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第一池(古い方の池)に流れ込む水路を見たら、メダカが泳いでいるのに気付きました。尾びれを一生懸命に振りながら、結構たくさん泳いでいます。体長は3センチほどです。
この水路もこの夏、ほとんど水が涸れてしまったので、「生き物が棲むのはちょっと無理かな?」と考えたこともありますが、こうしてメダカが泳いでいるのを見ると、うれしくなります。
水路をよく見ると、体長2〜3センチの透明のエビもたくさんいます。ただし、このエビは尾ひれが広いので、どうやらザリガニの子どものようです。
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紅葉の季節が近付いてきました。ナツハゼの紅葉が青空に映えてきれいです。三貫清水では、この木が紅葉一番乗りです。
ブルーベリーの仲間で、果実は秋に黒色に熟し、食べられます。結構、酸っぱい味です。焼酎(しょうちゅう)に漬けこむと、美しい真紅のお酒になるそうです。
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ガマズミの鮮やかな紅色の実が、いっぱい付いています。この実は昔、子どものおやつになっていたそうですが、今は果実酒にして楽しまれることが多いようです。 ガマズミの果実酒は、漬け込んで一年以内はロゼワインのような美しい色で目を楽しませてくれます。2年、3年とたつと色はあせてしまいますが、味は段々よくなるそうです。
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 | クコです。秋に長さ2〜4センチの卵形の赤い実をつけます。この実が疲労回復など健康によいということで,クコ酒とかクコ茶とかクコめしなど幅広い用途があります。
花を見ると気付く人もいると思いますが,ナス科の植物です。林の縁や海岸、川の土手、野原などに生える高さ1〜2メートルの落葉低木で、全国に自生しています。
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