 | 秋の気配が濃くなるにつれて、ツクツクボウシの鳴き声が一段と大きくなります。夏の名残を惜しむかのようです。
ツクツクホウシと、ついつい濁らずに呼んでしまいますが、正式名はツクツクボウシです。でも、鳴き声からすると、やはりツクツクホウシの方がしっくりきます。
高い枝の上で鳴くので、見つけるのに一苦労です。この写真はかなりピンボケになってしまいました。
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モンシロチョウがキクイモの花の蜜を吸っていました。モンシロチョウは年に2〜7回発生し、この時期はこんな色をしています。
蝶の中で最もなじみの深い種類ですが、最近あまり見かけなくなりました。キャベツ畑が減っているせいでしょうか。
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羽に横3本の白い筋があります。筋が1本のものはイチモンジチョウです。
羽の表側(写真に写っている側)は茶色を黒っぽくした地味な感じですが、裏側は明るい銅色で、なかなかあでやかです。
飛び方に特徴があります。パタパタと2、3回羽ばたいた後、開いた羽を止めてスーッと滑空し、また羽ばたきます。パタパタスー、パタパタスーという感じです。
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葛(くず)餅でおなじみのクズです。この草の太くて大きい根から葛粉(くずこ)が取れます。初夏から咲き始めた紅紫色の花はそろそろ終わりです。クズという名前は、奈良県にあるクズの産地の地名に由来するそうです。
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タデの1種です。道端や湿った荒れ地などどこにでも生えている1年草です。草の高さは1〜2メートル。淡紅色または白い花房を付けます。
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三貫清水の中は今、どこも草が生え放題。ここはアキノエノコログサがいっぱい咲いています。奥の方に咲いている黄色い花はキクイモです。
アキノエノコログサはネコジャラシと言った方がなじみがあるかもしれません。緑の花穂が太陽の光を浴びている光景はなかなかきれいです。イネ科の1年草です。
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