キクイモ

 

 キクイモの花が咲き始めました。10月ごろまで、群生して咲きます。

 背が1.5m〜2mと高くて、鮮やかな橙黄色の花が青空に映えます。

 北アメリカ産の多年草で、果糖の原料用に栽培されていたものが、各地で野生化しました。

 花がキクに似ているのと、地中に芋(いも)のような塊根ができるのが、名前の由来です。


アオハダ

 アオハダの赤い実がきれいです。高さ15mほどある木の頂上まで、枝全体に赤い実がびっしりと付いて、なかなか見事です。


マユミ

 マユミの実も薄紅に色づいてきました。これもなかなかきれいです。


エゴノキ

 エゴノキの実です。色も姿もきれいです。写真の手前の方の実は割れて、茶色の種が見えています。


イヌビワ

 ビワという名前が付いていますが、イチジクの仲間です。実は長さ2cmほどで、黒く熟すと食べられます。


ホテイアオイ

 

 ホテイアオイの薄紫の花が咲いていました。英語では「ウオーターヒヤシンス」といいます。それなりにきれいな花です。

 南米原産の帰化植物です。当初、観賞用として持ち込まれたようですが、湖沼などで増えすぎて「厄介(やっかい)者」扱いされることもよくあるので、管理が大切な水草です。

 形が「お腹の大きな布袋(ほてい)様」のようで、花の色が「薄紫色の葵(あおい)の花」と同じなので、ホテイアオイとなったそうです。


コブナグサ

 田の畔(あぜ)や湿地など日本中のあちこちに生えているイネ科の1年草です。高さは30cm〜40cm。名前を漢字で書くと「小鮒草」。葉の形が小鮒に似ているのが由来だそうです。

 古くから、着物などを黄色く染めるのに、この草が使われました。秋口に穂先の出かかったコブナグサが一番良い色が出るそうです。絹をこの草で染めた八丈島の黄八丈は特に有名です。


オオブタクサ

 ブタクサの近縁種です。高さは2m以上になります。北アメリカ原産の帰化植物で、昭和中期に日本に入ってきたものです。