三貫清水の斜面林と鴨川の間には、ヨシの繁る低湿地が広がっています。このヨシ原のあちらこちらで、オオヨシキリが一日中、盛んに鳴いています。
オオヨシキリはヨシ原にいる虫を食べ、ヨシ原の中に巣を作ります。鳴くのは、自分のテリトリー(縄張り)を宣言するためです。
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アメンボは何を食べているのでしょうか-----? アメンボは肉食昆虫です。ハエやトンボなどが水面に落ちると、カマキリのような鋭い前足でつかまえ、鋭い口で獲物の体液を吸ってしまいます。水面をスイスイ滑る姿は優雅に見えますが、あれは獲物を探しているわけです。
メダカは漢字で「目高」と書きます。目が少し飛び出ているので付いた名前です。 写真を撮れませんでしたが、メダカの子どもが群になって泳いでいました。互いに等間隔で隊列を組み、一糸乱れず右に左に泳ぎます。まさにシンクロナイズドスイミングさながら。童謡の「みんなでお遊戯(ゆうぎ)しているね」とはこういうことか、と感心してしまいました。
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スジグロシロチョウです。モンシロチョウと比べると、羽に黒い線が目立ちます。 スジグロシロチョウは本来、山際や樹林の周辺に棲(す)んでいますが、最近は東京など都心でモンシロチョウより多く見られるようになったといいます。モンシロチョウの好きなキャベツ畑などが減って、環境が変わってしまったことが原因のようです。
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ジャノメ蝶の一種です。ヒメウラナミジャノメだと思うのですが、今一歩、自信がありません。蝶は同じ種類でも、季節や場所によって色や模様が微妙に違うので難しいです。
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【7月14日追記】 やはりヒメウラナミジャノメのようです。羽を閉じて止まっている写真を撮りました。下の写真です。
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図鑑とにらめっこしながら、かなり考えましたが、何というトンボか分かりません。だれか分かる人、お願いします。
【7月7日追記】 これはムギワラトンボでした。この時期のシオカラトンボをこう呼びます。メスはこの先もこの色のままですが、オスは成熟するにつれて色が変わり、シオカラトンボ本来の空色になります。 |
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