2001年5月13日撮影----その2



ヘビイチゴ


 こういうのを見ていると、子どものころが懐かしくなりますね。昔は田んぼのあぜ道や草地などあちらこちらに生えていました。まん丸の赤い実がかわいくて、よく集めたものです。

 残念ながら食用にはなりません。人様が食べられないなら、だれが食べるのか? 「きっとヘビが食べるんだろう」ということで、ヘビイチゴの名前が付いたといいます。


【7月14日追記】
 「赤い実は有毒」とよくいわれますが、毒性はありません。ただし、食べてもおいしくありません。
 薬用植物として採取され、煎じて飲むと、解熱、通経、痔に効くそうです。




 草の名前で、これ以上短いのはありません。たったひとこと 「イ 」 。これで、れっきとした名前です。畳表(たたみおもて)になる「い草」(イグサ)です。湿地に生えます。まっすぐに伸びた細い葉の途中に小さな花が咲きます(左の写真)。
 畳のお世話になったことがない、という人はいないでしょうが、実際に「い草」(イグサ)を見たことのある人は少ないのではないでしょうか。三貫清水に生えています。



キノコ


 ありました、ありました! キノコがこんなに! でも、これは食べられないキノコのようです。「キノコがある」と聞くと、ついつい「キノコ狩り」という言葉が頭に浮かびそうですが、みんなが三貫清水でキノコ狩りをしたら、すぐに絶滅状態です。「見るだけ」でお願いします。