葉痕(ようこん)------木の枝に不思議な顔、顔、顔

 葉痕(ようこん)というのは、木の枝から葉っぱが落ちた後、枝に残る模様です。つまり、枝と葉っぱがつながっていた部分のことをいいます。

 この葉痕をよく見ると、なかなか面白くて不思議な形をしています。動物の顔や宇宙人の顔など、いろいろなものに見えます。目や口に見えるのは、葉と枝をつないでいた水の通り道です。

 下の写真はサンショウの木の葉痕です。サンショウの葉が落ちると、枝にこんな模様が残ります。さー、これは何の顔に見えますか?


 それぞれの木ごとに、葉痕の形は異なっています。以下の16枚のイラストは、当会会員の須藤さんが葉痕を見ながら1枚1枚描かれたものです。

ウコンザクラ

ウツギ


ハンノキ

コアマチャ


アオハダ

クサギ


マンサク

ゴンズイ


コブシ

ムラサキシキブ


ネムノキ

ニガキ


ニワトコ

リョウブ


タニウツギ

タチヤナギ


松井修一