7月中旬のいろいろ
2022・07・18


 ♪ 6月末、例年になく早い梅雨明けになって驚いたのに、7月に入ったら雨の日が続き、豪雨や突風も。やっかいな天候が続きます。

 ♪ 初夏に小さな白い花を咲かせていたミズキは、実が大きく膨らんできました。この先、徐々に黒く(黒紫に)熟してきます。


 ♪ 雑木林の外縁部でオシロイバナが咲き始めました。赤・白・黄と、色とりどりの花が賑やかです。


 ♪ ナナフシの仲間は体がすっかり大きくなりました。
 ♪ これはナナフシの一種・ナナフシモドキ。体長(頭〜尻)は11〜12cm。枯れ枝のような色と姿で身を隠しています。
 ♪ 子どもの間は緑色ですが、成長するとこのように茶色の個体が増えます。


 ♪ 上体部分をアップにすると、こんな感じ。頭に短い触覚が付いています。


 ♪ ナナフシの一種・ヤスマツトビナナフシ。体長(頭〜尻)は6cmほど。葉っぱとそっくりな色で身を隠しています。背中に羽(翅)があります。


 ♪ 長い触角とクリッとした目が特徴。


 ♪ ナナフシは脱皮を繰り返して(5、6回)、成長します。これは脱皮した際の抜け殻。
 ♪ 抜け殻は栄養源なので、普通は脱皮後に食べてしまいますが、この抜け殻はそのままの姿で残されていました。


 ♪ 薄黄色の斑点があるキボシカミキリ。体長の2倍以上ある長い触角を持っています。


 ♪ もともとは南方系の蝶ですが、最近は関東地方でもすっかり幅をきかせているツマグロヒョウモン。これはオス。


 ♪ 雑木林の横にある花壇にツマグロヒョウモンのメスがいました。


 ♪ 飛び方が独特なコミスジ。羽ばたいて・滑空して・羽ばたいて・滑空するという飛び方をします。パタパタ・スー、パタパタ・スーという感じ。


 ♪ 夕暮れ時、寝場所を探しているかのように飛んでいたモンシロチョウ。ここを今夜の寝床にするようです。


松井修一