♪ 降ったり、やんだり、寒かったり、暑かったり・・。
♪ 梅雨はやっかいですが、季節は「初夏」から「夏」へと移り変わっていきます。
♪ 「6月前半の虫たち」と言いながら、梅雨なので、最初はカタツムリから。
♪ キセルガイの一種・ナミコギセルです。大きさは、殻の長さ15mmほど。落葉広葉樹林の落ち葉の下や倒木(朽ち木)に付着して暮らしています。
♪ カタツムリは貝の一種だと言われても、なかなかピンと来ませんが、キセルガイを見ると、「ああ、なるほど!」と納得がいきます。
♪ 夏といえば、カブトムシやクワガタ。
♪ カブトムシはまだ姿を見せませんが、コナラの木の割れ目にコクワガタがいました。
♪ ナナフシの一種・ヤスマツトビナナフシを見つけました。
♪ 5月に見つけたナナフシモドキ、エダナナフシと合わせて、今年も3種類のナナフシの生息を確認できました。
♪ 初夏に姿を見せるアカシジミ。
♪ オレンジがかった赤色の翅が特徴です。コナラやクヌギなどの雑木林に生息しています。
♪ 雑木林を歩いていたら、もつれ合うように何かが落ちてきました。
♪ 何だろう?と思って見たら、交尾中のテングチョウでした。
♪ しばらくして、互いに離れました。
♪ 手前がメス、奥がオスのテングチョウです。
♪ 春先から姿を見せる、おなじみのモンシロチョウもまだたくさん飛んでいます。
♪ ガ(蛾)といえば、「夜に活動する」「きたない」というイメージがありますが、昼間に活動する「かわいい系」もいます。
♪ これはカノコガ。今の時期、三貫清水の雑木林のあちこちにいます。
♪ これもガの一種・ウメエダシャク。
♪ ついでに、「かわいい系」をほかにも。
♪ 背中にハートのマークを付けたエサキモンキツノカメムシ。
♪ 赤銅色や金緑色に輝く美しいアカガネサルハムシ。
◇ ◇ ◇
♪ スズメバチの仲間は、いろいろな昆虫をつかまえると、あごで噛み砕いて肉だんごにし、巣に持ち帰ります。幼虫の餌にするためです。
♪ これはキアシナガバチ(多分)です。ここはヤスマツトビナナフシがいた場所なので、肉団子がヤスマツトビナナフシではないことを祈るばかり・・。
♪ シマサシガメをつかまえたササグモ。
♪ 5/22「初夏の装い」で掲載した写真のクモも、これと同じササグモだったようです。
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