5月初旬の虫たち
2022・05・07


 ♪ 4月後半は雨や曇りの日が続きましたが、5月に入って、晴れの日が多くなりました。気温も上がり、いろいろな虫たちが盛んに活動を始めています。

 ♪ 毎年、この時期になると姿を見せるのがナナフシ。三貫清水の雑木林にはナナフシモドキ、エダナナフシ、ヤスマツトビナナフシの3種のナナフシが生息しています。これはナナフシモドキ。木の枝のような姿をしています。



 ♪ ハラビロトンボもこの時期から飛び始めます。トンボといえば一般的にスマートな体型を思い浮かべますが、このハラビロトンボは腹部が太くて扁平で短いという独特の体型をしています。


 ♪ 金属のような光沢を見せるアオマダラタマムシ。8月ごろまで姿を見せます。


 ♪ 蝶といえば、「ヒラヒラ」「パタパタ」という感じの飛び方をしますが、このコミスジはグライダーのように滑空します。例えるなら、「パタパタ・スー、パタパタ・スー」という感じ。


 ♪ カメムシの仲間の写真をいくつか。
 ♪ カメムシは一般的に、頭の先端が尖り、体全体がほぼ五角形をしています。その典型のような体型をしているキマダラカメムシ。


 ♪ カメムシには面白い模様をしたものがたくさんいます。オオホシカメムシは人間の顔そっくり。


 ♪ カメムシの仲間の中で肉食系のものをサシガメと呼びます。これは全身赤色のアカサシガメ。派手な姿をしていますね〜。


 ♪ かなり個性的な姿をしたシマサシガメ。ちょっと強面(こわもて)系です。


 ♪ テントウムシが盛んに活動しています。
 ♪ おなじみのナナホシテントウ。姿も動き方もかわいい。


 ♪ こちらはナミテントウ。


 ♪ 名前の通り28個の黒斑があるニジュウヤホシテントウ。


 ♪ ヒラタアブの仲間。


 ♪ ニトベエダシャクというガ(蛾)の幼虫のようです。


 ♪ ハエトリグモの仲間・デーニッツハエトリ。


 ♪ オオカマキリの卵。幼虫の孵化が始まっています。糸の先に垂れ下がっているのが幼虫たち。


松井修一