晩秋  雑木林の「赤」
2021・11・15


 ♪ 11月中旬といえば、もう晩秋。
 ♪ 秋の花々もすっかり少なくなりましたが、つい先日、業者による三貫清水一帯の草刈りが行われ、道ばたなどの草花がスッキリ・サッパリ一掃されてしまい、一段と色気のない風景になってしまいました。
 ♪ それでも、三貫清水の雑木林を歩くと、いろいろな花や実が目を楽しませてくれます。
 ♪ その中から、この時節の「赤いもの」をいくつか。

◇      ◇       ◇

 ♪ ユニークな形をしたゴンズイの実。
 ♪ 鮮やかな紅色の実と、光沢のある真っ黒な種のコントラストが目を引きます。


 ♪ アオハダの赤い実を求めて、たくさんの小鳥が集まります。


 ♪ 初夏に真っ白な花を咲かせていたノイバラも、鮮やかな赤い実を付けています。


 ♪ アオハダやノイバラより一回り大きなシロダモの実。この実から採れる油はロウソクの材料になります。


 ♪ カラスウリ。葉やツルがすっかり枯れても、実はまだ真っ赤。


 ♪ 晩秋の冷気が似合うヤブツバキの花。気品がありますね。


 ♪ ツタの葉も真っ赤に。


 ♪ ノブドウの葉だと思うのですが、賑やかな色彩で存在感を放っています。


 ♪ 最後に、雑木林に差し込んだ夕日。幻想的な赤です。


松井修一