雪のように舞う綿毛
2021・05・11


 ♪ 5月の初旬から中旬のこの時期、三貫清水では毎年、大量の白い綿毛が空を舞います。

 ♪ これは三貫清水の北池。白い綿毛が水面全体にびっしり浮いています。


 ♪ これらの綿毛はアカメヤナギの種です。タンポポが綿毛を飛ばすように、ヤナギの木も種を綿毛に包んで飛ばします。種の大きさはわずか2〜3mm。こんな小さな種からヤナギの木が伸びるなんて、にわかには信じられないくらいの大きさです。


 ♪ ヤナギの木から飛び出る綿毛は、ものすごい量です。草原や雑木林にまるで雪が降り注いでいるかのよう。その様子を動画に撮ってみました。
クリック→ ■アカメヤナギの綿毛の動画■


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 ♪ この時期、三貫清水の雑木林を歩くと、アカシジミにも出会います。毎年5〜6月頃に出現するシジミチョウの仲間です。日中はあまり動かないので、止まっている姿を観察できることが多いです。


 ♪ この時期、スイカズラの花も目を引きます。花は咲いた当初は白で、日がたつに連れて黄色に変化します。白と黄色の取り合わせから、別名はキンギンカ(金銀花)。

松井修一