2025年9月



■9月26日■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ♪ 三貫清水のヒガンバナは今が盛り。ちょうど見頃です。
  ♪ 以前、ヒガンバナが咲いていたのは、もっぱら雑木林の南側でしたが、ここ数年の間に雑木林全体に随分広がりました。


  ♪ 夏の花・ヒメジョオンはめっきり少なくなりました。そろそろ終わりです。

  ♪ アメリカセンダングサ。花の時期は9月から10月。咲いた後は、ひっつき虫に。



■9月23日■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ♪ クヌギのドングリがすっかり茶色くなって、雑木林のあちこちにたくさん落ちています。

  ♪ コナラのドングリはまだ緑のまま。茶色くなって落ちるのは、来月ごろになりそうです。

  ♪ キクイモの花が、北池前の道沿いで咲き始めました。花の時期は9月から11月上旬ごろまで。。

  ♪ イヌタデの花が赤く色づいてきました。早いものは6月ごろから穂を出しますが、本格的な花のシーズンは秋になってから。



■9月20日■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ♪ 足もとの花。とても小さな花なので、気づかないかもしれませんが、よく見ると、かわいい花です。

  ♪ ハエドクソウ。

  ♪ ミズヒキ。

  ♪ イノコヅチ。

  ♪ ミズキの実が色づいてきました。徐々に赤紫色になり、秋には黒く熟して、鳥の餌になります。

  ♪ アオハダの実は既に真っ赤。これも鳥の餌になります。

  ♪ オオブタクサの花が黄色く色づいてきました。この花が秋の花粉症を引き起こします。日本ではスギ、ヒノキに続いてオオブタクサの花粉症患者が多いとか。

  ♪ ジョロウグモが繁殖期に入りました。クモの巣の中に、オスとメスが一緒にいるのを、よく見かけるようになりました。中央の大きいのがメス、横にいる小さいのがオスです。

  ♪ コウヤボウキの花芽が膨らみ始めました。まだまだ小さな花芽ですが、10月に入ると、花が咲きます。



■9月15日■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ♪ 秋の気配とともに、雑木林の中でキノコが顔を出しています。
  ♪ オトメノカサ。 比較的小さくて、かわいいキノコ。。

  ♪ オニフスベ。白いボールのような形をしたキノコ。大きさは軟式テニスのボールほど。。

  ♪ ピンクのオシロイバナと赤とんぼ(コノシメトンボ)。かわいい取り合わせです。

  ♪ カラスウリ。


  ♪ オオブタクサが一気に伸びてきました。

  ♪ ホトトギスも咲き始めました。

  ♪ その横では、ジュズゴがたくさん実を付けています。



■9月6日■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ♪ 足もとの花。

  ♪ ヒヨドリジョウゴ。かわいい花です。花期は8〜9月。秋に赤い実を付けます。

  ♪ 同じナス科なので、花の形が似ていますが、これはイヌホオズキ。秋に付ける実は黒。


  ♪ 三貫清水の雑木林で一番目立つ蝶といえばアカボシゴマダラ。春から晩秋(11月頃)まで元気に飛び回っています。


  ♪ ツマグロヒョウモンも春から晩秋まで見ることができますが、夏から秋にかけて数が増えます。


  ♪ ところで、アカボシゴマダラもツマグロヒョウモンも、以前はこのあたり(さいたま市)では見かけない蝶でした。アカボシゴマダラは中国からの外来種で、2000年頃から一気に増加。ツマグロヒョウモンはもともと近畿以西に生息していましたが、温暖化などで年々北上し、今では関東でも普通に見かける蝶になりました。10年、20年という単位で見ると、自然はどんどん変わっています。


■9月3日■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  ♪ 8月の降水量は十数年ぶりの少なさだったようですが、北池はほとんど干上がってしまっています。水がこれだけ少ない北池を見るのは、かなり久しぶりです。今夜に予想される雨で、少しは回復してくれるでしょうか?

  ♪ ドングリは例年、10月になると落ち始めますが。南池のそばで、気の早いドングリ(クヌギの実)が落ちていました。


  ♪ ザクロも熟すのは10月ごろ。鴨川の土手に生えているザクロの木には、大きな実が付いています。


  ♪ 足もとの花。タカサブロウ。見過ごせば、ただの雑草。あちこちに咲いています。開花時期は8〜9月。花は直径1cmほど。

松井修一