梅雨といえばカタツムリですが・・
2023・06・24

 ♪ 梅雨の風物詩の一つ・カタツムリ。
 ♪ かつては、雨が降れば、そこらじゅうで見られたものですが、最近はめっきり姿が少なくなりました。
 ♪ メダカが絶滅危惧種になってしまったように、カタツムリも絶滅危惧種になってしまう日は、そんなに遠くないかもしれません。

 ♪ それはさておき三貫清水では、カタツムリの一種・ナミコギセルを、雑木林のあちらこちらで観察することができます。
 ♪ ナミコギセルは殻の長さが15mmほど。倒木や朽木の樹皮などに生息しています。


 ♪ 雑木林ではノコギリクワガタも姿を見せ始めています。


 ♪ これはガ(蛾)の一種・ホタルガです。
 ♪ ホタルのように体が黒くて頭が赤いことから、この名前が付きました。
 ♪ 雑木林の中をヒラヒラ・ヒラヒラと飛びます。


 ♪ コガネムシの一種・アオドウガネ。
 ♪ ずんぐりと丸い体型と、鈍い緑色の光沢が特徴です。
 ♪ 以前は主に西日本が生息域とされていましたが、近年は年々北上し、関東でも普通に見られるようになっています。


 ♪ ナナフシモドキは体長(頭〜尻)が7cm程まで大きくなりました。


 ♪ 数年ぶりにヤマカガシを見ることができました。
 ♪ 三貫清水横の道路端で死んでいるのを、金子さんが発見してくれました。
 ♪ 体長は40cm程なので、まだ子ども(青年)でしょうか。


 ♪ タコノアシが色づき始めました。
 ♪ 9月頃になると、花が真っ赤に色づいて、小さな花一つ一つが茹でダコの吸盤のように見えます。


 ♪ 真夏の花・ノカンゾウが一斉に咲いています。


 ♪ 花が一重(ひとえ)のノカンゾウに対し、ヤブカンゾウは八重(やえ)咲き。


 ♪ 別名・「森のシャンデリア」。
 ♪ エゴノキは花も美しいけれど、実も絵になります。


 ♪ カエデの枝先に、面白い形をした種がたくさんぶら下がっています。
 ♪ 梅雨の今はまだピンク色をしていますが、夏が過ぎた頃には乾燥して茶色くなり、プロペラのようにクルクル回転しながら風に乗って飛んでゆき、新しい場所で発芽します。


松井修一