♪ くるくるっと巻いた葉が、エゴノキの枝にぶら下がっています。
♪ 探してみると、あの枝にもこの枝にも・・。
♪ 風に吹かれながらユラユラ揺れているこの葉は何でしょうか?
♪ これは、エゴツルクビオトシブミという虫が作ったものです。
♪ エゴツルクビオトシブミはエゴノキの葉を食べる甲虫の一種で、体長1cmほど。
♪ 葉っぱに切り目を入れ、それをせっせと巻いて、中に卵を1個産み付けます。孵化した幼虫はその葉っぱを食べながら成長します。
♪ つまり、くるくるっと巻いた葉は、幼虫の「ゆりかご」兼「食料」。
♪ エゴツルクビオトシブミの幼虫は、生まれながらにして「家付き」「食料付き」の生活というわけです。
♪ 以前から会いたいと思っていた虫に会いました。
♪ それほど珍しいわけではありませんが、カメノコハムシの一種「イチモンジカメノコハムシ」です。
♪ 大きさは1cm弱。特徴は何といっても、その透明な体。
♪ 丸っこい体の周辺部が、透明のゼリーのようになっています。
♪ 何ともユニークな姿です。
♪ 1カ月前、体長(頭〜尻)2cmほどだったナナフシモドキは、ほぼ倍の4cmほどに大きくなっています。
♪ 黄色と黒のこの虫はカミキリムシの一種。
♪ 動物のトラになぞらえて、キイロトラカミキリという名前が付いています。
♪ シジミチョウの一種・アカシジミも姿を見せ始めました。
♪ 姿も色もかわいい!
♪ チョウといえば、ダイミョウセセリもたくさん飛んでいます。
♪ 武士が着る「かみしも」に似ていることから、この名前が付いたとか。
♪ 白く小さな花をたくさん咲かせているイボタノキ。
♪ 鮮やかな黄色が目を引くキショウブ。
♪ 初夏の花・スイカズラは、咲き始めが白で、日がたつにつれ、黄色に変化します。
♪ 白と黄色の取り合わせから、キンギンカ(金銀花)の別名も。
♪ ヒメコウゾ(ヤマグワ?)の実が赤く色づき始めています。
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