♪ ゴールデンウィークの前後、三貫清水では毎年、大量の白い綿毛が空を舞います。
♪ 前を向いても、空を見上げても、足もとを見ても、綿毛、綿毛、綿毛 ・ ・ ・ 。
♪ 三貫清水一帯に、まるで雪が降っているかのようです。

♪ これは北池。たくさんの綿毛が水面を覆っています。
♪ 風が吹くたびに綿毛が運ばれてきて、水面に降り積もっていきます。

♪ 近づいて見ると、こんな感じ。
♪ この綿毛。実は、ヤナギの木の種です。
♪ 綿毛といえば、タンポポの種を連想することが多いと思いますが、ヤナギも同じように、綿毛にくるまれた種が、風に乗って遠くへ運ばれていきます。

♪ これは北池の前に生えているヤナギ。種類はアカメヤナギだと思いますが、ヤナギの種類の特定は意外と難しいので、違うかもしれません。
♪ このヤナギから桜吹雪のように綿毛が舞い飛び、北池の水面に降り積もっていたわけです。

♪ 綿毛をアップで撮ると、こんな感じ。
♪ 黒い点々が種です。大きさはせいぜい2mmか3mm。
♪ アカメヤナギなどは生長すると、高さ10mを超えますが、そんな大きな木の種がこんなに小さいなんて、ちょっと不思議な気分です。

♪ 三貫清水の湿地のあちらこちらに生えているヤナギ。
♪ 風に運ばれてきた綿毛が作った光景です。
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