綿毛が雪のように
2018・05・09


 ♪ ゴールデンウィークの前後、三貫清水では毎年、大量の白い綿毛が空を舞います。

 ♪ 前を向いても、空を見上げても、足もとを見ても、綿毛、綿毛、綿毛 ・ ・ ・ 。

 ♪ 三貫清水一帯に、まるで雪が降っているかのようです。



 ♪ これは北池。たくさんの綿毛が水面を覆っています。

 ♪ 風が吹くたびに綿毛が運ばれてきて、水面に降り積もっていきます。



 ♪ 近づいて見ると、こんな感じ。

 ♪ この綿毛。実は、ヤナギの木の種です。

 ♪ 綿毛といえば、タンポポの種を連想することが多いと思いますが、ヤナギも同じように、綿毛にくるまれた種が、風に乗って遠くへ運ばれていきます。



 ♪ これは北池の前に生えているヤナギ。種類はアカメヤナギだと思いますが、ヤナギの種類の特定は意外と難しいので、違うかもしれません。

 ♪ このヤナギから桜吹雪のように綿毛が舞い飛び、北池の水面に降り積もっていたわけです。



 ♪ 綿毛をアップで撮ると、こんな感じ。

 ♪ 黒い点々が種です。大きさはせいぜい2mmか3mm。

 ♪ アカメヤナギなどは生長すると、高さ10mを超えますが、そんな大きな木の種がこんなに小さいなんて、ちょっと不思議な気分です。



 ♪ 三貫清水の湿地のあちらこちらに生えているヤナギ。

 ♪ 風に運ばれてきた綿毛が作った光景です。




松井修一