♪ 三貫清水の雑木林と鴨川の間に広がる草原。

♪ 一見、緑一色の草原ですが、足もとに目をやると、おなじみの春の花々が咲いています。

♪ 春、真っ先に顔を出すツクシ。
♪ 厳密に言うと、胞子を飛ばすための「胞子茎」なので、花ではありませんが、「向上心」「驚き」などの花言葉があります。
♪ ツクシの後にはスギナが出てきます。

♪ タンポポの花が上へ上へと伸びてきました。
♪ 寒いうちは、タンポポの花も葉も地面に這いつくばるように生えています。寒風から身を守るためです。
♪ 暖かくなるにつれ、花の茎はどんどん伸びていきます。
♪ 花の茎が一番伸びるのは、綿帽子になった段階。 綿毛(種子)を風に乗せて、遠くまで飛ばすためです。

♪ このタンポポはセイヨウタンポポのようです。
♪ 「セイヨウタンポポがニホンタンポポを押しのけて繁殖している」という話をよく聞きますが、三貫清水にはニホンタンポポも結構咲いています。意外と共存している気がします。

♪ 小さな花をいくつか。
♪ まずはカラスノエンドウ。豆科特有の丸みを帯びた花と葉がかわいいです。

♪ オオイヌノフグリ。
♪ じっくり、まじまじ見たことのある方は少ないかもしれませんが、これも愛らしい花です。

♪ 虫眼鏡持参で観察すると、いろいろ発見があります。
♪ ランの花を思わせるホトケノザ。色彩も美しい。個人的に、春の野の花で一番好きな花です。

♪ ヒメオドリコソウ。これも、ぜひ虫眼鏡で見てほしい花です。
♪ ホトケノザとそっくりな花を付けます。

♪ 野生化した園芸種もいろいろあります。
♪ スノーフレーク。

♪ ハナニラ。
♪ もともとの住民のような顔でしっかり咲いています。
|
|